肩の痛みとの付き合い2

前回のつづきです。長いですね(笑)

 

肩甲骨の「寄せ」ができない理由

 

肩甲骨を内側に寄せるために必要な要素は

 

・寄せる筋肉の働き

・肩甲骨の可動性

・胸椎の伸展

 

があります。

 

まずは肩甲骨を寄せる筋肉。

 

背骨と肩甲骨をつなぐ菱形筋と広背筋の働きは大きいと思います。

 

実際、そのあたりの作用を狙ったトレーニングで痛みの軽減や改善がみられるケースが多くあります。

 

インナーマッスルと呼ばれる筋肉と連動を狙うとより効果が期待できるように感じる例もいくつかありました。

 

寄せができたことで、肩関節の前面へのストレスが軽減されるのが一つの理由と考えます。

 

さらに、この菱形筋と広背筋はフォロースルーに向かう際にブレーキの作用を持つ筋肉にもなります。

 

スピードのコントロールと関節の安定化に働くためです。

 

これらの筋肉を鍛えるためには、肩甲骨を寄せた状態で行う、もしくは動作の中でしっかり寄せることも重要です。