「体幹トレーニング」「体幹を鍛える」「体幹が弱い」
よく耳にするようになった「体幹」という言葉ですが、正確にどこを指す言葉かわかりますか?
「体幹トレーニング」と言われると「腹筋」を使うイメージが強いと思います。
まぁ単純に腹筋ならわざわざ「体幹トレーニング」と言う必要もないのですが、これは表現の仕方としては
「腕のトレーニング」と言っているようなものです。
「腕のトレーニング」と言われても漠然とした感じがしませんか?
ですが、あくまで「表現としては」こういうことになります。
つまり、「体幹トレーニング」と言って行われている「腹筋」のトレーニングで、腕に言い換えれば、
「腕のトレーニング」と言いながら「上腕二頭筋(腕の力こぶ)」のトレーニングばかりをしているようなものです。
「体幹」は解剖学関連の文献ではしばしば「胴のこと」と表現されます。
つまり頭、首、上肢、下肢を除いた部分、ということになります。
「体幹」は「胴」。
ただし、「体幹トレーニング」での体幹は腹筋、そうイメージを持っていいのかな、と思います。