30~50代の女性の8割が肩こりを訴えると言われています。テレビの健康番組でも良く取り上げられますし、健康グッズも多くみられます。
しかし、単なる肩こりだけではない、女性に多く見られる症状があります。
「手の冷え、しびれ」
これらを伴う肩こりは、事務仕事や手先の作業が多い方に多いとされてる
「胸郭出口症候群」
というものかもしれません。
「胸郭出口症候群」とは、胸郭(肋骨で囲われた空洞)の出口(首元)で「何か」がある、ということです。
その「何か」とは・・・。
首から腕に向かう神経や、鎖骨の下を通る動脈が、固くなった筋肉等で圧迫されてしまうものです。
多くは、なで肩傾向の女性に多いと言われていますが、不良姿勢から肩甲骨周辺が丸くなる状態が長時間に及ぶこともでも現れると考えられます。
対応の仕方としては、姿勢を気にすることも一つですが、症状が現れた場合にはその症状に関係する部位へのアプローチも必要です。
胸部の筋肉が固くなることで、症状が現れている方が多いので、その部分に合わせたストレッチやトレーニングを行います。(もちろんその部位特定のチェックが重要です)
落ち着くまでに経過を見なければいけませんが、しっかりアプローチすることで、痺れに関しては良好なことが多いです。
加えて肩のコリや不良姿勢改善に向けてのアプローチを行うことで、改善や予防を図ることができます。
症状に心当たりがある方や、改善策に興味がある方は、ぜひお尋ねください。